夜間や悪天候でも高精度に歩行者を検知、住友電工が交通安全の新時代を切り開く
住友電気工業株式会社(以下、住友電工)が開発した歩行者検知用ミリ波センサー「NEXUSEYE」が、米国で実際に導入されました。そしてその実機が、2025年8月にアトランタで開催される第31回ITS世界会議で初めて展示されます。
この「NEXUSEYE」は、最大55メートル(約180フィート)先までの歩行者を高精度で検知できる広域センサーです。夜間や雨天・霧などの悪天候下でも安定して機能する点が大きな特長で、2024年10月の製品化以来、米国テキサス州サンマルコス市をはじめとした現場で導入が進み、歩行者の安全性向上に貢献しています。
展示会では、8月25日から27日にかけて実機によるリアルタイムの検知デモンストレーションが実施され、来場者はその性能を直接体験できます。住友電工は、北米での独占パートナーであるIteris社と協力し、今後さらに導入を拡大していく方針です。
今回の公開は単なる新製品紹介にとどまらず、「人とモビリティを守るセンサー技術」がどのように社会実装されていくのかを示す重要な機会となります。交通事故削減や都市の安全・快適性向上に直結する技術として、今後の展開には大きな期待が寄せられています。
重要キーワード3つの解説
- NEXUSEYE™
住友電工が開発した歩行者検知用ミリ波センサー。最大55m先まで歩行者を高精度で検知でき、夜間や悪天候でも安定した性能を発揮。 - ITS世界会議(ITS World Congress)
世界最大規模のスマートモビリティ関連国際会議。次世代交通技術や都市インフラの最新動向が発表され、企業・行政・研究機関が交流する場。 - Iteris社
米国テキサス州に本社を置くスマートモビリティのリーディング企業。北米市場における「NEXUSEYE™」の展開を独占的に担うパートナー。