バッテリー– category –
-
Stellantisと仏Saftが次世代バッテリー統合システム搭載車を実走試験開始
自動車の電動化を加速させる革新技術「IBIS」が公道へ Stellantisと、フランスのバッテリーメーカーSaft(TotalEnergies傘下)は、共同開発を進める「Intelligent Battery Integrated System(IBIS)」を搭載した試作車を世界で初めて披露し、実際の走行試... -
CATLとLi Auto、5年間の包括的戦略提携を締結とCATL、5年間の包括的戦略提携を締結
中国の新興EVメーカー Li Auto(理想汽车) と、世界最大級の電池メーカー CATL(宁德时代) は、9月18日に5年間の包括的戦略協力協定を結び、授牌式を行いました。調印式には両社トップである李想氏(Li Auto CEO)と曾毓群氏(CATL CEO)が出席しました... -
MITが開発した「自己分解する電解質」——EVバッテリーのリサイクルに新しい道
バッテリーを「解体しやすくする」設計思想が、資源循環型の電動化社会を後押し 世界中でEV(電気自動車)が増え続けていますが、その一方で役目を終えたバッテリーの処理が大きな問題になっています。今の多くのバッテリーはリサイクルが難しく、最終的に... -
Mercedes-Benz、固体電池EQSで1,205km無充電走行を達成
実証実験で示された新世代バッテリーの可能性と、自動車産業へのインパクト 2025年8月末、Mercedes-BenzはEQSの試験車両を用い、ドイツのシュトゥットガルトからスウェーデンのマルメまで1,205kmを無充電で走破しました。搭載されていたのはリチウム金属を... -
BASF、中国新ルールに対応したEV用冷却剤を発表
バッテリー事故を防ぐ新技術、中国から世界へ広がる可能性 ドイツの化学大手BASFは、電気自動車(EV)の安全性を高めるための新しい冷却剤「GLYSANTIN® ELECTRIFIED®」を発表しました。冷却剤とは、エンジンやバッテリーの温度を下げるために使う液体のこ... -
CATL、欧州EV市場を変える「Shenxing Pro」発表 ― 安全性・長寿命・超急速充電を実現
世界初の高性能LFP電池がIAA Mobility 2025で公開。欧州の電動化課題に最適解を提示 世界最大のEVバッテリーメーカーであるCATLは、ドイツ・ミュンヘンで開かれたIAA Mobility 2025で、新世代バッテリー「Shenxing Pro」を発表しました。これは、世界で初... -
日韓連携でEV正極材を北米へ ― LG化学とトヨタグループが描く新戦略
IRA対応と中国依存脱却、EV市場の主導権争いに向けた布石 世界の自動車産業がEVシフトを加速させる中、電池の心臓部ともいえる「正極材」をめぐる競争が一層激しくなっています。正極材はバッテリーの性能やコストを左右する重要な素材であり、安定調達で... -
英国コンソーシアム、200kW燃料電池システムを発表 大型車両の電動化を後押し
Intelligent Energyらが共同開発 重輸送分野の脱炭素化を加速 英国を拠点とするエンジニアリングコンソーシアムが、200kW級の燃料電池システムを発表しました。発表の場となったのは9月2日に開催されたCenex Expo 2025で、開発にはIntelligent Energy(IE... -
EV時代を支える“見えない主役”――車載向け電流センサが今、最注目される理由
EV時代の“影の主役”――車載電流センサが熱い理由 世界的に電気自動車(EV)の普及が進むなか、注目を集めているのはバッテリーやモーター、あるいはSiC(炭化ケイ素)やGaN(窒化ガリウム)といった新しい半導体材料だ。しかし、こうした先端部品の性能を最... -
独ポルシェ、バッテリー戦略を再編
世界的なEV市場の変化を受け、Cellforce Groupは電池セルとシステム開発に特化 スポーツカーメーカーのPorscheは、電動化を未来の重要な駆動技術と位置づけながらも、バッテリー事業の方向性を見直しました。背景には、米国や中国での電動化の進展が予想よ...