Latest News
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Wolfspeed、8インチ SiC材料を本格商用化──次世代パワーデバイス量産の新時代へ
シリコンからシリコンカーバイドへの転換を加速し、EVや再エネ分野に大きな波及効果 アメリカのWolfspeedは2025年9月、200mm(8インチ)シリコンカーバイド(SiC)材料の商用展開を始めました。シリコンカーバイドは従来のシリコンに代わる新しい半導体材料... -
Qualcomm × HARMANが車載生成AIを投入
AI対応コックピットとADASの共同開発により、欧州・中国のOEM向け Qualcomm TechnologiesとHARMANは、車載の生成AIを実装するための新たな協業を発表しました。核となるのは、Snapdragon Cockpit EliteをHARMAN Ready製品群に組み込み、AI対応コックピット... -
Qualcomm × Google Cloudが車載AIを“エージェント化”
Google CloudのAutomotive AI AgentとQualcommのSnapdragon Digital Chassisを統合し、車内外で動くハイブリッドAIエージェントを自動車メーカーへ。 2025年9月8日、ミュンヘンでQualcomm TechnologiesとGoogle Cloudは、自動車向けのAI連携をいっそう強化... -
CATL、欧州EV市場を変える「Shenxing Pro」発表 ― 安全性・長寿命・超急速充電を実現
世界初の高性能LFP電池がIAA Mobility 2025で公開。欧州の電動化課題に最適解を提示 世界最大のEVバッテリーメーカーであるCATLは、ドイツ・ミュンヘンで開かれたIAA Mobility 2025で、新世代バッテリー「Shenxing Pro」を発表しました。これは、世界で初... -
ZFが提案する「車の健康診断」―デジタル技術で事故と故障を未然に防ぐ
車両データを活用し、安全性を高めるとともに、予防整備やコスト削減につなげる新サービス ドイツの技術グループZFは、車両の走行データを活用して「Vehicle Health Monitoring(車両健康モニタリング)」を提供しています。この仕組みは、単に部品の不具... -
日韓連携でEV正極材を北米へ ― LG化学とトヨタグループが描く新戦略
IRA対応と中国依存脱却、EV市場の主導権争いに向けた布石 世界の自動車産業がEVシフトを加速させる中、電池の心臓部ともいえる「正極材」をめぐる競争が一層激しくなっています。正極材はバッテリーの性能やコストを左右する重要な素材であり、安定調達で... -
EV充電、独HELLAと米Tau Motorsが開発する次世代オンボードチャージャー
小型・軽量・高効率、そして双方向充電対応 ― 2〜3年以内の量産化を目指す 世界中で電気自動車(EV)の普及が進む一方で、「いかに早く、効率よく、安全に充電できるか」という課題が残されています。そこで、自動車部品大手のFORVIA HELLAと電力変換技術... -
車は走るスマホに。Qualcommが仕掛ける自動運転プラットフォームの拡大
米Qualcommは、ドイツのBMWと新しい自動運転システムを発表した直後、フランスのValeoとの協業強化も明らかにしました。 BMWとの取り組みは3年にわたる共同開発の成果で、新型BMW iX3に搭載される「Snapdragon Ride Pilot」として結実しました。このシステ... -
自動車の未来を加速するQualcommとValeo ― 安全とソフトウェアで変わるクルマづくり
ADASと自動運転を融合した次世代プラットフォームで、自動車業界の変革を後押し Qualcomm TechnologiesとValeoは、長年の協力関係をさらに進化させ、先進運転支援システム(ADAS)と自動運転(AD)の新しいソリューションを世界の自動車メーカーへ提供する... -
広州で世界初、WeRideが完全無人ロボタクシーを24時間稼働開始
革新的なRobotaxi GXRが都市交通を変える第一歩に 2025年9月、中国・広州市の黄埔区でWeRideが新たな歴史を刻みました。同社は、自社開発の量産型ロボタクシー「Robotaxi GXR」を使い、24時間365日、完全無人で商用運行するサービスを正式に開始したのです...