- 2025年Q1の欧州販売台数は22,096台で前年比15％増
- プレミアム市場全体より速い成長でシェア2.5％に拡大
- 電動モデルが95％を占め、販売の中心に
- NXが最多販売、LBX・RXが続く
- ドイツでも販売13％増、市場縮小にも関わらず好調維持
電動モデルが牽引し前年比15％増、プレミアム市場を上回る成長
日本のプレミアムブランド「Lexus（レクサス）」は、2025年第一四半期（1〜3月）において欧州市場で22,096台を販売し、前年比15％の成長を達成しました。これは欧州のプレミアム市場全体を上回る成長率であり、Lexusの市場シェアは0.4ポイント増加して過去最高となる2.5％に達しました。
成長の原動力となったのは、電動化モデルの存在です。フルハイブリッドやプラグインハイブリッドを含む電動モデルは21,000台以上を売り上げ、全体の95％を占めました。特に西ヨーロッパでは、すべての新型車が何らかの形で電動化されています。
モデル別では、「Lexus NX」が7,883台でトップセールスを記録。僅差で新型「Lexus LBX」が7,345台と続き、「Lexus RX」が1,411台で3位に入りました。
ドイツ市場でも堅調な伸びを見せ、販売台数は1,080台で前年比13％増を記録。ドイツ全体の自動車市場が4％以上縮小する中、Lexusは市場シェア0.2％を維持し存在感を示しました。
Lexusは今後も電動化を中心に据えたラインアップで、欧州市場での成長をさらに加速させる構えです。
