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HORIBA、100WエントリーレベルPEM燃料電池試験装置「C05-LT」を発表 ~研究開発を加速する次世代ベンチトップモデル~

  • HORIBAが新型100W PEM燃料電池試験装置「C05-LT」を発表
  • コスト効率・コンパクト設計・高精度の三拍子揃ったエントリーモデル
  • プログラミング不要のTestWork®で簡単操作と自動テストを実現
  • 水管理、安全制御、自動パージなど機能を標準搭載
  • MEA評価から耐久性試験まで、幅広い研究ニーズに対応

手頃な価格と高精度を両立、大学や研究機関向けに最適化された革新的燃料電池テストソリューション

分析・計測技術のグローバルリーダーであるHORIBAは、燃料電池研究者向けに新たな100W PEM(プロトン交換膜)燃料電池用試験装置「C05-LT」を発表した。高精度・高再現性を持ちながら、コンパクトで使いやすく、コスト効率にも優れたエントリーモデルとして注目されている。

「C05-LT」は、温度・圧力・流量を高精度に制御し、水素と酸素を反応させるための加熱・加湿機能、そして最大100Wまでの単セルまたはセルスタックに電気負荷をかける機能を搭載。コード不要のプラグアンドプレイ型ソフトウェア「TestWork®」により、初心者でもすぐにテストを開始できる。

この装置は、マニュアルの背圧調整機能や自動水補充、窒素クロスオーバー対応など、多くの機能を標準装備。独立した安全制御や自動パージ機能によって、安定した半自動運転が可能だ。また、HORIBAのグローバルサービスネットワークが保守・校正をサポートし、あらゆる地域で最適な運用を保証する。

HORIBA UKの最高商務責任者であるリチャード・カーター氏は、「大学の研究者や技術者が手軽に使える高性能試験装置として開発しました」と語り、研究の加速とイノベーションの促進に貢献する製品であると強調した。

「C05-LT」は、MEA(膜電極接合体)や触媒の性能評価、耐久性試験、膜やガス・水のマネジメント研究、システム最適化、電気化学特性評価など、多岐にわたる用途に対応し、次世代燃料電池研究の強力な支援ツールとなる。

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