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ヴァレオ、中国自動車革命の中心へ──Auto Shanghai 2025で未来のモビリティを提案

ヴァレオがAuto Shanghai 2025で最新技術を発表

・超小型双方向充電対応システムや新型LiDARクリーニング技術を初公開

・ライティング技術で中国ブランド車両にも存在感を強化

・サステナビリティ推進としてリサイクル技術やエコ設計製品を紹介

・中国市場がヴァレオ最大の売上を占め、グローバル展開をリード

電動化・ADAS・ライティング・サステナビリティで、世界最大市場に革新技術を展開

フランスの自動車部品大手ヴァレオは、4月23日から5月2日まで開催される「Auto Shanghai 2025」に出展し、中国市場に向けた最先端モビリティ技術を発表します。世界最大かつ最も革新的な自動車市場である中国において、ヴァレオは電動化、ADAS(先進運転支援システム)、ライティング、そしてサステナビリティの4つの戦略分野で存在感を強めています。

電動化分野では、超小型のオンボードチャージャーとDC-DCコンバーターを組み合わせた双方向充電対応システムや、航続距離を最大24%向上させるPredict4Rangeソフトウェア、さらに中国初公開となるIneez™ Air Charging(ワイヤレス充電)を展示。ADASとユーザー体験領域では、世界初のLiDARクリーニングシステムや第3世代LiDAR「Valeo SCALA™ 3」を披露し、さらに拡張現実(XR)を用いたゲーム体験「Valeo Racer」も中国市場に初登場します。

ライティングとスタイリング分野では、Lynk & Co Z10やZeekr 7X向けのフロントライト、Audi A6 e-tron向けのOLED 2.0リアライト、さらにダイナミックインテリアライティングなど、ブランド個性を強化するソリューションを提供。また、サステナビリティ推進として、リサイクル可能なワイパーブレード「Valeo Canopy™」やリマニュファクチャリング事業も紹介しています。

ヴァレオCEOのクリストフ・ペリラ氏は、「中国市場は電動化、自動運転、ADAS、インフォテインメント、インテリジェントライティングのすべての主要トレンドをリードしている。我々はパートナーとともにこのダイナミズムを支え、より安全で持続可能なモビリティを実現する」と述べています。

1994年に中国市場に参入したヴァレオは、現在27の生産拠点と13の研究開発センター、4,500人のエンジニアを含む18,000人以上の従業員を擁し、ローカルパートナーとの強固な関係を築いてきました。2024年には中国の自動車メーカーからの受注が中国国内受注の60%を占め、ヴァレオにとって中国市場は売上全体の17%を占める最大市場となっています。

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