- ボッシュ・センサーテックが超小型粒子状物質センサー「BMV080」を発表
- PurpleAirと共同開発したポータブル空気質モニター「PurpleAir PIXEL」を展示
- 99%の世界人口が影響を受ける大気汚染への新たな対策
- USB電源・プラグアンドプレイ対応で誰でも簡単に使用可能
- エンベデッドワールド2025にてライブデモンストレーションを実施
超小型センサー搭載「PurpleAir PIXEL」で、リアルタイム空気質データをより身近に
ドイツ・ニュルンベルク──世界人口の99%が基準以下の空気を吸っている現代、空気質モニタリングの重要性はかつてないほど高まっています。ボッシュ・センサーテックはこの課題に応え、**世界最小クラスの粒子状物質センサー「BMV080」を開発。エンベデッドワールド2025にて、PurpleAirと共同開発した超ポータブル空気質モニター「PurpleAir PIXEL」を発表しました。
BMV080センサーは、従来のPMセンサーと比較して450分の1以下のサイズながら、PM1、PM2.5、PM10といった人体に有害な微粒子の濃度をリアルタイムに高精度で検出可能です。また、静音性にも優れ、日常生活に自然に溶け込むデザインとなっています。
「PurpleAir PIXEL」は、USB電源対応、プラグアンドプレイ設計により、誰でも簡単に使用可能。ポケットサイズで持ち運びも容易なため、家庭・オフィス・旅行先など様々な場所で空気質をリアルタイムに確認できます。さらに、内蔵マルチカラーLEDが空気質指数(AQI)をわかりやすく視覚表示し、即座に状況把握が可能です。
ボッシュ・センサーテックのゼネラルマネージャー兼CEO、シュテファン・フィンクバイナー氏は次のように語っています。
「PurpleAir PIXELは、ボッシュの最先端センサー技術がどれほど実用的なソリューションを生み出せるかを示す好例です。この協業は、企業や個人がよりスマートで使いやすい空気質モニタリング製品を手に入れるための道を拓きました。」
今後、BMV080とPurpleAir PIXELは、健康管理、室内空気質改善、パーソナル環境データ取得といった分野において、革新的な役割を果たしていくことが期待されています。