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【提携速報】AXERAとAptiv、次世代ADAS開発で戦略的パートナーシップ締結

  • AXERAとAptivが次世代ADAS開発で提携、AUTO SHANGHAI 2025で発表
  • 最新チップ「M57」搭載のスマートカメラ&ADASソリューションを共同開発
  • M57は完全自社開発IP搭載、ISO安全・セキュリティ基準に準拠
  • 欧州向け新エネルギー車で量産採用決定済み
  • 今後は自動車向けチップ全体に協力拡大、ADAS技術進化を加速

中国発AIチップと世界大手テック企業がタッグ、先進運転支援技術を加速

【上海発】中国のAIチップ開発大手AXERAは、世界的なモビリティ技術リーダーであるAptivと、次世代先進運転支援システム(ADAS)の共同開発に向けた提携を発表しました。これは2025年開催の「AUTO SHANGHAI」で明らかにされたものです。

両社は既存の量産プロジェクトを基盤に、AXERAの最新ADASチップ「M57」を活用して、新世代のフロントビュースマートカメラおよび関連ADASソリューションを開発します。すでに中国の新興新エネルギー車メーカーの欧州向けモデルに採用が決定しており、量産契約も締結済みです。

「M57」は、AXERAが完全自社開発したIPを搭載し、センサー処理からコンピューティング、データ処理に至るまで、幅広いインテリジェント運転シナリオに対応可能。単一チップでMCUを内蔵し、ISO 26262 ASIL-B機能安全およびISO 21434サイバーセキュリティ基準を満たしています。さらに超低消費電力設計により、様々な車両モデルへの柔軟な適用が可能です。

今後、AXERAとAptivは、ADAS分野における新技術・新製品・新アプリケーション開発でも連携を深め、AXERAの自動車向けチップラインナップ全体へ協力範囲を拡大する方針です。これにより、先進運転支援技術の進化をさらに加速させる狙いです。

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